ギター教室へ通いさえすれば必ずギターが上達するとは言えません。
結局自宅でどれだけ練習したかがギターの上手さに直結してきます。
僕は練習するのがあまり好きではなかったので、どうすれば練習が楽しくなるか考えてギターを弾いてきました。その結果、自分では練習してる気なんて全然ないのに、楽しくて気がつけば5~6時間ギターを弾きっぱなしなんてことがよくありました。
多少効率の悪い練習方法だとしても、長時間ギターに触れている方が大事だと思います。
だからギター講師としては、生徒さんが楽しくて楽しくてついついギターを触りたくなってしまうような課題を、いかに出せるかが結構重要なんだと思っています。
でも毎回、楽しい課題を上手く出せるわけではないので、生徒の皆さんが課題に煮詰まってしまったときは、課題のことは忘れて過去にやった課題なんかで、楽しく弾けることをやればそれが一番いい練習になると思います。
それを課題から逃げていると思う人もいると思いますが、そんなことはなくて、もう出来ていると思うことでも繰り返し弾くことで、新しい発見が必ずあるはずです。
朝は起きたらギターが上手くなってるなんてことだけは絶対にないので、結局地道にそうやって楽しみながら、ギターを毎日弾き続けることが上達への一番の近道です。