府中ボーカル教室・興梠先生

ボーカル講師 こおろぎ ゆきこ

奈良文化女子短期大学・音楽科(打楽器専攻)を卒業後、同大学・専攻科へ進学。
卒業後、会社員をしながらクラシック(打楽器)を続けていたが、突然ヴォーカルに目覚める。

ジャズ・ポップスヴォーカルを故・越智順子氏に師事、2000年よりプロ活動を開始、京阪神のジャズバー、ホテル、イベント等で活動。

某音楽スクールにて、ヴォーカル・ゴスペル講師、および専門学校ミュージシャン科ヴォーカル講師として、延べ800名、小学生~70代まであらゆる世代・ジャンルの指導を経験。

2003年、声帯結節を患ったことをきっかけに、徹底的に発声法を勉強し直す。

2006年よりほぼ毎年渡米、ニューヨークにてボイストレーニング、ヴォーカルトレーニングを学ぶ。

現在、拠点を東京に移し、東京・関西でシンガー、トレーナーとして活動。
教え子にはプロ活動をしている者も多い。

・ヴォーカルを始めたきっかけはありますか?

中学高校と吹奏楽部でパーカッション(打楽器)を担当していて、ずっと音楽は好きでした。

社会人になってからもカラオケが好きで、週1回くらい(笑)、会社の同僚と歌いに行ってました。

そのうち、週1では飽き足らず、もっと上達したい、声も出るようになりたいと思い、ヴォーカル教室に通い始めました。 家族に「ニワトリの首を絞めたみたい」と言われていた悪声が、ボイトレで少しずつ変わっていくのが楽しくて、気がつくと仕事帰りにほぼ毎日、スタジオで練習しに行ってました(笑)。

初めての発表会で、ナマの楽器演奏をバックに歌う機会があり、大げさでなく、カミナリに打たれたような衝撃を受けました。

「ワタシ、歌の仕事がしたい!」 そして現在(トレーナー、シンガー)に至ります。

・どんな音楽が好きですか?

 普段の仕事では、ジャズや洋楽のポップスを歌っています。

初めて通ったのが、ジャズ系のスクールだったからなんですが、当時はどれも同じと思ってました(笑)。

好きなアーティストは?とよく聞かれますが、ミュージシャン泣かせですね(笑)、好きな人は無数にいますから。 J-POPやロック、R&B、カントリーロックやミュージカルナンバー、クラシックも、聴くのは実は好きで、往年の歌謡曲を演奏する「ザ・ベストテンショウ」というユニットのリーダーでもあります。

生徒さんから新たなジャンルや曲を教えていただいて、聴いている間に好きになることも少なくないです。 知らないジャンル知らない曲を、レッスンを通して、私自身も勉強させてもらったり、新たな魅力を発見したりすることは、大変だけど楽しいです。

・歌上達のこつはありますか?

 声って話すだけなら誰でも出るんですよね。 成長の過程や環境が、その方の声を作ったといっても過言ではないので、自力で発声のクセを見つけて修正していくのは、なかなかハードです。

私自身、歌を始めた頃は音域も狭く声も出なかったので、力まかせに歌っていました。 自分がはじめから上手く歌えた訳ではないので、今はそれをどう克服していったかということが、生徒さんに指導する上での財産になっていると思っています。

「ヴォーカルにとって体が楽器」ということをしっかり認識していただき、体(ノドや口、舌、筋肉など)をコントロールして使いやすくしてあげるトレーニングをします。

無意識についてしまっている声の出し方のクセに気づき、修正していくことで、楽に歌えるようになります。

・レッスンではどんなことを意識していますか?

 先ほども言いましたが、私自身が発声に苦労した経験が、指導する上での財産だと思っています。

その方の理想や目標、声の悩みなどをお聞きし、ただやみくもに発声練習をするのではなく、「なぜこの練習をするのか」を丁寧に解説しています。

また、皆さん社会人だったり学生さんだったり、おひとりおひとり環境や状況も違いますから、その方に合った方法で、楽しんで練習できるメニューや、その日の状態などを見極めながらレッスンしています。

「レッスンでの課題曲が上手く歌えればよい」というよりは、課題曲をとおしていろんな発声や歌唱を体験していただき、総合的な力をつけていただきたいと思っています。

Roots Music Schoolでは、アンサンブル(他の楽器と合奏すること)の機会を多く設けてくれていて、カラオケでは味わうことのできない、生演奏の醍醐味も味わえます。

まさにワタシがカミナリに打たれたような衝撃を、皆さんにも味わってほしいと思っています(^ ^) なので、アンサンブルの際のコンタクトの取り方なども、レッスンの中で指導していけたらと思っています。

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